デザインが見えるから間取りが検討できるのではと考え、外観パースとセットで提案を始めました。
間取り デザイン だけでは完成予想が想像できませんので、今回からは外観スケッチも含めて投稿します。
外観デザイン次第で住まい価値は大きく異なってきますので、新築のヒントになるように価値ある空間デザインを描いていきます。
平屋の住まいがブームですが、平屋建てで間取りを満たすには広い敷地で実現する要素があります。今回の間取りデザインは、限られた敷地条件から平屋では完結しない間取りも、屋根を一方向に片流れとすることで屋根下に大きな空間が産まれ、そこに寝室3室と収納を配置したプランです。
そして、1階には和室が配置できたことで、将来的に1階寝室を希望した場合も対応することも可能です。これからは「平屋プラス」の間取りも検討したいところです。
押さえておきたい、基本寸法
住まいの間取りを考える際に、基本的な寸法を抑えておく必要があります。
今回は、「廊下のサイズ」「階段のサイズ」。
この2つの寸法を理解していれば、家全体の間取りも理解しやすくなります。
●尺貫法
江戸時代の日本では,長さの単位に{尺}、質量の単位に{貫}を基本の単位とした単位系「尺貫法」が使われていました。日本の住まいでは、1メートルではなく「910ミリ」を基本スケールとして家を設計されます。
・両手を広げると「1間」(イッケン)
・大の字に寝ると「1坪」(ヒトツボ)
と、言われるように”ヒューマンモジュール”です。
今日の 間取 りデザイン は、グッドな邸宅です。
夫婦二人で暮らす住まいは、90坪の敷地に贅を尽くした間取りと設備を詰め込んでいます。
大きな吹抜けが、地下から2階へと大胆につながっています。
著名人や高額所得者などのゲストも多い住まいでは、
プライベートな空間とゲストの空間がしっかりと分割できる設計がポイントです。
・ゲストリビング
・ゲストカーポート
・プライベートエリア
今日の 間取り デザイン は、「この間取り、神動線」です。
回遊キッチンを中心にして、パントリー、洗面、トイレ、ランドリーへと最短の距離で移動できる神動線です。
・2wayで入れる玄関動線
・南面に設置した外部ランドリー
・玄関から直接入れる客間の和室
・2階には、大型クローゼットと大型ロフト
収納たっぷり、二人の家
今日の間取り&デザインは、収納たっぷり「二人の家」です。
日本では2人世帯など少人数家族が増えて「2人で生活する住まい」が人気です。
今回のプランは平屋の23坪で室内の至るところに収納が設置され家事動線も工夫されています。
30坪プランで、大満足
今日の 間取り&デザインは、コンパクトな30坪クラスの新築でも大満足できるプランのご紹介です。
・コンパクトなクラスを超えた玄関周りの収納の充実
・クラスを超えた水回り設備
・人気の横並びキッチン&ダイニングのLDK
・2階にも家族が自然と集まる畳コーナーがあるホール
・1.4m高さのロフトは、10.5帖の広さ
今日の間取り&デザインは、「今どきの縁側」です。
日本家屋には普通だった縁側ですが、最近の新築住宅で見かけることはなくなりました。縁側は家の内外の空間を曖昧にした不思議なもので日本独自の文化です。
今回のプランでは、玄関ポーチ部分の空間をパーゴラで演出したうえでリビングと繋がる縁側を設置しています。玄関の手前で縁側があるひとで、ご近所付き合いの巾が広がると考えています。
今日の 間取り デザイン は、100年民家です。日本の住まいは欧米に比較して耐久性が短いですが、これから新築される住宅は「耐久性100年/100年住宅を見据えて設計する必要があります。
耐久性が高い住まいはエコハウス/エコ民家です。
「エコ民家」の普及には技術面とあわせて「間取りの工夫」が求められます。
・二重玄関
・機械設備の保護
・天井が高い家には大物が育つ・・